女性(学生・高次脳機能障害)の事案
2024.08.06解決事例ご依頼内容
依頼者(女性・10代・学生)は、自転車で信号のない道路を横断中、左から進んできた車両に衝突されました。ご両親がご自身で後遺障害の認定手続をされ(併合8級)、加害者から示談案(50:50の割合を前提とする示談案)が適正かどうか確認するためにご来所いただきました。
結果
刑事事件では、被害者の言い分が十分に聞かれないまま手続が進んでしまうことがあります。特に重傷事故の場合、被害者は入院するため、被害者立会のもとでの現場検証が行われないまま、加害者の言い分のみで手続が進んでしまうことがあります。
残念ながら、ご来所頂いた時点で加害者の刑事事件の手続が全て終わってしまっており、過失の割合を争う材料が乏しい事案でした。過失割合は変わりませんでしたが、慰謝料や将来の仕事の補償の増額交渉を行い、最終的に310万円増額で示談しました。